ROCKS TOKYO

WIND STAGE photos@WIND stage by 古渓一道
サカナクション (act1)
2日目のWIND STAGEのトップバッターを務めるのは、先日全国ツアーを終えたばかりのサカナクション!ド頭、江島(Dr)のドラムに岩寺(G)と草刈(B)が和太鼓を重ねる迫力の“21.1”でスタートすると、そのまま勢いは加速。
キレのいいダンスビートとフォーキーで叙情的なメロディ、オペラのような壮大なアンサンブルと構成で、WIND STAGEに壮大かつドラマティックな音楽物語を生み出した!
10-FEET (act2)
サカナクションの勢いそのままに、さらにWIND STAGEをアツく盛り上げたのは10-FEET!緩急自在の楽曲とフックの効いたメロディに観客は踊る、跳ねるのパーティーモード。回り続けるサークルと、ステージ目前からはるか後方の最後尾まで(!)巻き起こった特大ウェーブに、極めつけはROCKS TOKYOの誕生を祝って、全員が空高く舞い上げたタオルの祝砲。フェスのラヴ&ピースの精神性が全て詰まった最高のステージだった。
サカナクション サカナクション サカナクション サカナクション サカナクション サカナクション
10-FEET 10-FEET 10-FEET 10-FEET 10-FEET 10-FEET
エレファントカシマシ (act3)
東京の空に、宮本が吠えた!! 東京のフェスを謳ってこれがなけりゃあ始まらない!! 満員のフィールドを前に、雲をも吹き飛ばす勢いでどっしりと鋭いバンドグルーヴと、誇り高く、力強き歌をどーんと打ち鳴らしたエレファントカシマシ。“悲しみの果て”に始まり、<ここはまさに地獄絵図>と叫ぶ初期エレカシ節炸裂の“BLUE DAYS”、最新曲“幸せよ、この指にとまれ”、そして締めは“ファイティングマン”と鉄壁のセットリスト。フェスにジャキンと背骨が通った瞬間だった!
ACIDMAN (act4)
夕方になり、ひんやりとした空気の吹き込むフィールドに抜群に鋭利でダイナミックなバンドサウンドが轟いた。強靭なアンサンブルに乗って、曇天の虚空を射抜くような大木のヴォーカルがどこまでも伸びていく。“FREE STAR”では早くも星を呼び込むような美しいメロディが空に舞い、次に放たれた初期からの代表曲“赤橙”では翼が生えたように飛びゆく音にオーディエンスも諸手を挙げて応えていく。フェスの祝祭感の中に確かなる音楽の楔を撃ち込むような、心揺さぶられるライヴだった。
エレファントカシマシ エレファントカシマシ エレファントカシマシ エレファントカシマシ エレファントカシマシ エレファントカシマシ
ACIDMAN ACIDMAN ACIDMAN ACIDMAN ACIDMAN ACIDMAN
Dragon Ash (act5)
潮風が穏やかに髪を梳かしていく夕闇にロックとラテン、カリビアンミュージックを重ねるDragon Ashのミクスチャーはよく似合う。外気は寒いが、身体の内側、ソウルの奥底からアツく満たされる感じだ。仲間と音楽の喜びをわかち合い、ロックの狂熱が迸るアクトに、思わず“Fantasista”ではTAKUMA(10-FEET)の飛び入りも。Kjの「この空間は俺達のもんじゃない。お前らのためにあるんだ!」というシャウトがWIND STAGEにこだました。
RADWIMPS (act6)
大トリを飾ったのはRADWIMPS、実に340日ぶりのステージ! ジャムセッションからそのまま1曲目“おしゃかしゃま”に突入したライヴは、「ROCKS TOKYO、会いにきたよ!」という野田洋次郎の声に大歓声で応えたオーディエンスと共に、最初から最後まで沸点の高いコミュニケーションを繰り広げた。新曲“マニフェスト”も披露、常に熱量の高い演奏でバンドサウンドの醍醐味を聴かせながら、僕と君から始まる大きな物語を夜空に描き出していく歌は圧倒的に強く愛に満ちていた。まさに音楽のエネルギーと祝祭を解き放った、素晴らしいステージだった。
Dragon Ash Dragon Ash Dragon Ash Dragon Ash Dragon Ash Dragon Ash
RADWIMPS
BAYSIDE STAGE photos@BAYSIDE stage by 三吉ツカサ
世界の終わり (act1)
この日、東京の空に最初に音を解き放ったのは、世界の終わり。デビューから4ヶ月未満、まだ数百人のライヴハウスにしか立ったことのない彼らにとってはまさに「挑戦」な大舞台だったが、堂々としたパフォーマンスで見事に自分達の音楽を響かせることに成功!“虹色の戦争”、“幻の命”など、絶望を知るからこそ光溢れ、悲しみを知るからこそ優しく響く彼らの楽曲が、透き通るような瑞々しさと強さをもって空へ大きく飛翔していった。
OGRE YOU ASSHOLE (act2)
心配された雨も降らず、不思議に白く発光した曇天の下に現れたオーガ。終演後に「僕達、野外好きなんですよ」とメンバーが話してくれた通り、木々に囲まれ、風がそよぐ中で体験するオーガは最高だった。タイトに刻まれるビート、空間をこじ開けながらどこまでも伸びていく絶妙に歪んだギター、そして柔らかに透き通った歌声――。爽快にしてドープなサイケデリアがマイナスイオンと共に大放出した、白昼夢のようなステージだった。
世界の終わり 世界の終わり 世界の終わり 世界の終わり 世界の終わり 世界の終わり
OGRE YOU ASSHOLE OGRE YOU ASSHOLE OGRE YOU ASSHOLE OGRE YOU ASSHOLE OGRE YOU ASSHOLE OGRE YOU ASSHOLE
TOTALFAT (act3)
朝からの曇り空を文字通り吹き飛ばす快演で、ラストには太陽が差し込んだTOTALFATの奇跡的なアクト!百戦錬磨のライヴ経験で培われたタイトなサウンド、さらに磨きのかかったツインヴォーカルはまさに圧巻。さらに、拍車をかけたのは観客の力。名前も知らない隣の人と笑顔で肩を組んでハイタッチする風景は、TOTALFATが新木場に出現させた「音楽の楽園」を、まさに体現していた。
LOW 1Q 01 & MASTER LOW (act4)
パンクシンボルなイッチャンの登場に一瞬でわき上がるオーディエンス。
“NO MUSIC, NO LIFE”を披露し、「日本語でやるのも気持ちいいね!! 来年も出れますように」とゲップをしつつ(笑)祈願。野外で聴くとシンセの音色が余計に気持ちいい“TOAST”では、移動中の観客に対して「アシッドマンによろしく言っといて!」と、貫禄の発言。ラウドな音をぶちまけながら、MCは笑かしてくれる、大きいステージでもいつも通りのイッチャンに感動!!
TOTALFAT TOTALFAT TOTALFAT TOTALFAT TOTALFAT TOTALFAT
LOW 1Q 01 & MASTER LOW LOW 1Q 01 & MASTER LOW LOW 1Q 01 & MASTER LOW LOW 1Q 01 & MASTER LOW LOW 1Q 01 & MASTER LOW LOW 1Q 01 & MASTER LOW
the band apart (act5)
実は、バンアパは野外が似合う。緻密に計算されたアンサンブルと高い技術に裏付けされた楽曲は、野外の開放的な空間で鳴らされることでさらに豊かな表情を獲得し、最高のエンターテイメントとして成立していた。時にじっくりとアンサンブルの妙を聴かせ、時に最高のダンスミュージックとして観客を揺さぶりながら、完璧にフィールドを掌握していく手腕は見事。闇が忍び寄る空間にライトアップされたステージはひたすらに美しかった。
BOOM BOOM SATELLITES (act6)
BAYSIDEのトリを飾ったのはブンブンサテライツ。最初の一音からしていきなり圧倒的な音塊が撃ち放たれる。とにかく音の強度とスケールが破格。オーディエンスも弾かれたように踊り狂い、たちまち熱狂の大波が生まれていく。もはやアンセムと化した“KICK IT OUT”の昂揚はもちろん、ニューアルバムから披露された“UNDERTAKER”では情感豊かな歌が大きな物語を描き出した。完全に世界を照準に捉えた貫禄のステージだった。
BOOM BOOM SATELLITES BOOM BOOM SATELLITES BOOM BOOM SATELLITES BOOM BOOM SATELLITES BOOM BOOM SATELLITES BOOM BOOM SATELLITES
NEXUS STAGE photos@NEXUS stage by 小松陽祐
SuiseiNoboAz (act1)
NEXUSステージ2日目! 今日ものっけから狂ってます!まずは3ピースバンドのSuiseiNoboAzが登場。静と動、涼と熱、激と優、醜と美、壁と隙etc…とにかく振り幅の広い音と感情を、心と体から絞り出す、そんな濃度200%のリアルロック。エモとかオルタナの一言で片付けるのはもったいないほどの存在感!次世代を担うアーティストを集めたNEXUSステージ、こういう新しい出会いがあるから面白いってことを再確認できた一発目でした!
[Champagne] (act2)
昼間なのに“グッドイーブニング!”と始まったのは[Champagne]。サウンドチェックでUKロックやパンクのカバーをがんがんプレイし、それを聞きつけた人がどんどん集まってきて、早くも本番ライブさながらの大盛り上がり状態に! そして入場規制寸前、暴発寸前状態の中での本番スタート。海外育ちのメンバーもいるだけあって、邦洋楽の垣根を越えたエキセントリックな、でもメロディのしっかりと立ったギターロックを放つ。超満員の会場としっかりNEXUS(つながり)できた30分だった。
[Champagne] [Champagne] [Champagne] [Champagne] [Champagne] [Champagne]
SEBASTIAN X (act3)
雨?との予報を覆し、晴天さえ見えてきた15時35分、NEXUSステージには男女混成4人組、SEBASTIAN Xが登場。“女性は子宮で歌う”とよく言うが、まさにそんな感じの、親近感、安らぎ、そして力強さのあるステージを披露。沖縄音階が随所に散りばめられたエキゾチックな曲も良く、若洲の空を沖縄色に染めてゆく。ファズばりに激歪んだベースもカッコ良し! それにしても昨日からのNEXUSステージ、なぜかギターレスバンドが多いけど、それも今を表しているようで面白いかも。
cutman-booche (act4)
再び空模様が怪しくなってきた16時55分から、ベーシストとキーボーディストを加えたバンド編成で音を届けてくれるのは、2人組のcutman-booche。ブルースハープを吹くアーシーな曲から、テクノ風味をまぶした宇宙的な曲、さらにメロディが際立つJ-ROCK曲まで、まるで地球と宇宙を行き交うような異種交配的曲展開が面白い。“(客が)1万人であろうと1人であろうと変わらない。いるかいないか、だけやから”のMCも心に響く(とはいえ満員!)。“みんなで雨降らさんぞ!”の願いが通じたのか、最後まで空も味方してくれた!
SEBASTIAN X SEBASTIAN X SEBASTIAN X SEBASTIAN X SEBASTIAN X SEBASTIAN X
cutman-booche cutman-booche cutman-booche cutman-booche cutman-booche cutman-booche
QUATTRO (act5)
日が暮れ始めた頃、“BON JOVIです!”とNEXUSステージに現れたのは、もちろんBON JOVIではなく、5人組なのになぜか4を意味するラテン語をバンド名にするQUATTRO。そんなひねくれた感覚を持ちながら、実はかなりの実力派集団である。60年代ブルースロック、カントリー、ハモンドオルガンを響かせた70年代ブリティッシュロックから、今風のおしゃれロックまで、タイトな演奏で会場の奥までしっかりと届ける。ラストはタンバリンを放り投げ、ステージから飛び降りる! 拍手喝采で終わったのは言うまでもない。
SISTER JET (act6)
これからの音楽シーンを背負ってたつだろう新星を紹介するNEXUSステージ、大トリは6月6日に野音ワンマンを行う3人組、SISTER JET。「パーティー始めようぜぃ」と態度はふてぶてしいが、ロックンロールにもポップにも偏らないオリジナルな立ち位置で、ジェットなラブロケットを発射、会場中をスウィートな気分でアゲてくれた。ここに集まってくれた人はもうLONELYなんかじゃないぜ! みんながひとつに繋がった、まさに絆(NEXUS)の名に相応しいパフォーマンスでNEXUSステージを閉めてくれた。
QUATTRO QUATTRO QUATTRO QUATTRO QUATTRO QUATTRO
SISTER JET SISTER JET SISTER JET SISTER JET SISTER JET SISTER JET
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