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瞑想の危険な症状とは?初心者が独学で陥る罠と安全なやり方

瞑想の危険な症状とは?初心者が独学で陥る罠と安全なやり方

「心を整えるために瞑想を始めたのになぜか急に不安や恐怖に襲われる」そんな経験はありませんか。

ブームの影響もあり手軽に始められる瞑想ですが実は正しい知識なしで行うと心身に不調をきたす恐れがあります。

無理に続けるのは禁物です。

私も以前、独学で過度に集中し自分の身体の感覚が消えてしまうような強い恐怖を感じたことがありました。

この記事を読むことで瞑想に潜む具体的なリスクや自分を守るための安全な手順がわかります。

瞑想中に起こる「危険な症状」の正体を知る

瞑想中に起こる「危険な症状」の正体を知る

瞑想を深めようとしすぎて逆にメンタルを不安定にしてしまう。

これは決して珍しいことではありません。

脳が特殊なリラックス状態に入ると普段は抑えられている感情や記憶が一気に溢れ出してしまうことがあります。

仏教ではこれを「魔境」と呼び心理学では「変性意識状態の副作用」として注意深く扱われています。

強い不安感やパニック発作

瞑想中に突然、心臓がバクバクしたり息苦しさを感じたりすることがあります。

これは静寂の中で自分の鼓動に敏感になり脳が「異常事態だ」と誤認するためです。

特に、もともと不安が強い皆さんは目を閉じて自分と向き合いすぎることで負の思考ループから抜け出せなくなります。

現実感がなくなる離人感

「自分が自分ではないような感覚」や「周りの世界が作り物に見える感覚」に陥ることも、瞑想のリスクの一つです。

これを「悟りへの階段だ」と勘違いして喜ぶのは非常に危険です。

脳の情報の統合が一時的に崩れており生活に支障が出る恐れがあります。

過去のトラウマの再燃

静かになり、防衛本能が緩むと心の奥底に沈めていた嫌な記憶が生々しく蘇ることがあります。

これを一人で処理しようとすると精神的なダメージが大きすぎます。

瞑想が「傷口を広げる行為」になってしまうケースです。

初心者が独学で陥る「危険なやり方」の共通点

初心者が独学で陥る「危険なやり方」の共通点

なぜ、良かれと思って始めた瞑想が自分を苦しめてしまうのでしょうか。

そこには、独学ならではの「間違った頑張り」が隠れています。

「無にならなければならない」という強い思い込みが脳を異常に緊張させてしまいます。

私が失敗した時も「何があっても動かない」と自分を縛り心の悲鳴を無視してしまいました。

一回の時間が長すぎる

「長くやればやるほど効果がある」という考え方は、初心者のうちは捨ててください。

15分を超える長時間の瞑想は脳を戻りにくい深い階層へ連れて行きます。

脳がその状態に慣れていないと日常生活に戻った後もフワフワした感覚が続いてしまいます。

呼吸を無理にコントロールする

「深く吸わなきゃ」「お腹を膨らませなきゃ」と、呼吸を力んで変えようとしていませんか。

過呼吸に近い状態になり自律神経を逆に乱してしまいます。

自然な呼吸を邪魔することは脳への酸素供給を不安定にし幻覚やめまいを誘発する原因になります。

身体の感覚を無視している

意識を遠い場所に飛ばそうとするのは危険です。

常に自分のお尻が床についている感覚や足の重さを忘れてはいけません。

「身体」という重石をなくした意識はコントロールを失いやすく魔境(パニック状態)へ迷い込みます。

自分の心を守る!安全に瞑想するための3ルール

瞑想の危険な症状とは?初心者が独学で陥る罠と安全なやり方

瞑想を安全に、かつ効果的に楽しむには自分自身との「約束事」が必要です。

これさえ守れば、深刻なトラブルはほとんどの場合、回避できます。

大切なのは「頑張りすぎないこと」。心の健康を守ることが瞑想をする本来の目的のはずです。

最初は5分。物足りないところでやめる

キッチンタイマーやスマホを使い強制的に終わらせる環境を作ります。

「もう少しやりたいな」と思う程度が脳にとって最も健康的で安全です。

短時間を毎日続ける方が長時間の一発勝負よりもはるかにメンタルが安定します。

目を開けたままの瞑想から始める

「瞑想=目を閉じる」という固定観念を一度捨ててみてください。

半分目を開ける(半眼)か、しっかり開けて1メートル先をぼんやり眺めます。

視覚情報を遮断しないことで現実世界との繋がりが保たれ急な不安や幻覚を防ぐことができます。

違和感を感じたら即座に中止する

「ここでやめたら効果がなくなる」なんてことは絶対にありません。

少しでも胸騒ぎがしたらすぐに目を開けて立ち上がりましょう。

冷たい水を飲んだり、窓を開けて外の音を聞いたりしてください。

五感を外部に向けることで意識はすぐに正常な状態へ戻ります。

瞑想を「やってはいけない人」の特徴

どんなに優れた健康法でも体質や状況によって合わない人がいます。今の皆さんの状態を確認してください。

無理をして瞑想に頼るよりもまずは適切な休養や医療が必要です。

睡眠不足や極度の疲労状態にある方

身体が疲れ切っている時は瞑想ではなく「睡眠」が必要です。

疲れた状態で目を閉じると意識が混濁しやすく、悪夢のような感覚に襲われるリスクが高まります。

まずは温かいお風呂に入ってしっかり寝る。それが最高の瞑想です。

健やかな日常のために。瞑想との正しい付き合い方

健やかな日常のために。瞑想との正しい付き合い方

瞑想は、人生を豊かにするためのツール(道具)の一つに過ぎません。道具に振り回されて今の生活が壊れては本末転倒です。

正しい知識を持ち無理のない範囲で取り入れることで皆さんの心は確実にしなやかになります。

不安な時は、一人で抱え込まず信頼できる指導者や、この記事のようなガイドを思い出してください。

自分のペースを大切に穏やかな毎日を積み重ねていきましょう。

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